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勤続25年の男たち(2)

(敬称略というか、呼び方が完全にファンのものなんですが、呼び方を変えると私が今ここに残したいと思っているニュアンスが変わるのでそのままにしています)

 

2021年3月12日

16:00 V6解散発表

 

23:00 にこにこ健° 更新

健くんがファンに贈ってくれた曲「テレパシー」をiPhoneから流し始めて初めて、夕方に見た解散報告のあの映像がリアルなものとして私を襲ってきて、嗚咽するくらい泣いた。

「今、逢いに行けば 逢いに行けば 1番きれいに笑えるの?だけど、バイバイしなきゃバイバイしなきゃ

また笑顔で会うための合言葉だから

バイバイ バイバイ

この想いテレパシーで送ろう

これは、愛の言葉 きっと、愛の言葉

大げさに何度だってくり返す バイバイ」

「離れ離れなら慣れてはきたけど何も手につかずサビ切った体を糸で操られ

僕はテレパシー感じながら

今、 逢いにゆけば 今、逢いにゆけば固く結んだ蝶がほどける

だから、バイバイしなきゃ 今、バイバイしなきゃ」

「本当はねあの頃の話両手に抱えて今すぐ逢いたい」

「『ごめんなさい』頭から消えないずっと抱えたまま繰り返すTomorrow」

 


ファンがV6の解散を報道で知ることがないように一番最初に自分たちの声で表情で解散を伝えてくれて、

井ノ原くんがいつもと同じように場を回してくれる中で岡田がいつもより饒舌で、健くんはいつもより静かに5人を見守っていて、

いつもと同じ様子の人もそうでない人もそれがファンを気遣うが故のことであることがひしひしと伝わってきて、

"自分たちとしては何回も何回も話し合った結果だけど『ファンの皆さんが腹落ちするまでには時間がかかると思うしショックも受けるだろうから、それが心配』"なんて言ってくれて、

翌日からワイドショーやウェブメディアで多分な憶測を含んだ情報が飛び交う前に健くんが自身のブログで「テレパシー」という曲を届けてくれて

 


こんなにファン想いな解散発表ない。

 

そう思うんだけど、

 


「推しは応援できる時に応援する」ことがなぜかV6には適用されないと、いつまででもV6というグループを応援し続けられると思い込んでいた自分がいたことに今になって気づいたし、

 

「あの6人が集まってパフォーマンスをしている」「剛くんがアイドルとしてステージで歌って踊っている」ことを奇跡のようなことだとずっと思っていたのに(私は6人全員がいつのまにか等しく好きになってしまっていたんだけど、V6のパフォーマンスを見るたびに特に森田剛くんというひとがアイドルとしてパフォーマンスしていることを奇跡と感じずにはいられなかった)、なぜかその奇跡がずっと続くものだと信じて疑っていなかった

 


からこそ、どうしてもV6の解散が信じられなくて、

この記事のタイトルにもどうしても「解散」の文字を入れられなかった。

 


ひとまず今は、

今日以降、そして2021年11月1日以降は

V6の26年間を噛みしめながら5年10年かけてその解散を腹落ちさせていくのかな、と思ってる。

 

 

 

なんか正直やっぱり頭ではわかってきていても感情が全然ついてきてないんだけど、
でも本当に、V6にはありがとうしかないんだよ